きやま人づくり大学2022 3限目に参加しました!キザンの魅力を考える。

久しぶりにきやま人づくり大学2022に参加してきました!

”基山町の魅力や課題を学び、情報の発信や解決策を実践する人材の育成を図ること”

というのが、講座の趣旨になります。

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きやま人づくり大学の今年のテーマ

今年のテーマは「基山(きざん)」

小さい頃から基山町に住んでいる場合、小学校の遠足で必ず登る山になっています。

そんな町民には思い出深い山、きざん。

町内からは車で10分ほどで9.5合目まで気軽に登れる近さも魅力です。

また、妻の容子が感動した山でもあります。

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レンタサイクル(キマチャリ)で基山(きざん)へ登頂!!
サイクリング好きの夫婦が電動自転車をレンタルできるサービス:キマチャリを使って基山(きざん)まで登頂!料金6時間660円で1300年以上の歴史がある基肄城跡も含め、大自然を満喫♪

今回の人づくり大学3限目は、きざんで活動している6団体の活動報告+意見交流会。

基山でどんな活動をされているか聞いてみたい!という思いで今回参加しました。

基山(きざん)の雪景色

今年の雪が積もったきざん山頂付近

6団体の活動報告

  1.  特定非営利活動法人基山の歴史と文化を語り継ぐ会
    「基山町の歴史と基肄城について」
  2. 基肄かたろう会
    「基肄城跡ガイド活動について」
  3. きざんの守り人
    「きざんの麓で森林や竹林を守る活動」
  4. 基肄山歩会
    「基山登山と安全で楽しい山登りのススメ」
  5. 基山町社会福祉協議会
    「基山で楽しむ草スキー」
  6. きざんオキナグサ保存会
    「絶滅危惧種オキナグサの保護について」

6つの発表の中で特に興味のあった発表は「基肄かたろう会」「基山町社会福祉協議会」。

普段、外側からだとなかなか知れない具体的な数字があり、より現実味を感じました。

きやま人づくり大学2022の資料

いただいた資料

数字から読み取れるもの

「基肄かたろう会」の発表の中で、続日本100名城スタンプ押印の人数が記載されていました。

「続日本100名城」とは、日本の城の中でも特に価値の高い100城を選定したプロジェクトであり、「続日本100名城のスタンプラリー」とは、この100城を訪れてスタンプを集めるイベント。各城には専用のスタンプ台があり、スタンプを押すことで、自分がどの城を訪れたかを記録することができます。スタンプラリーを完了すると、記念品や特典を受け取ることができる場合もあり、日本の歴史や文化に触れることができる楽しいイベントで、観光客や地元の人々にとっても人気がある。

佐賀県基山町に県内外含めて、2,000人前後の人が訪問しているようです。

1カ月で換算すると170人程度。

ちなみにスタンプはきざんの山頂にあるわけではなく、基山町役場となりの基山町民会館に設置されています。

2018年4月〜2019年3月 2021年5月〜2022年3月 2022年4月〜2023年1月
2,206人(コロナ前) 1,041人(コロナ禍) 1,807人(withコロナ)
1位:東京368人 1位:東京114人 1位:東京275人

少し遠方の知人に基山を尋ねると、「高速基山PAに寄ったことはある」と通過される場所になっています。

そんな中、わざわざ基山を目掛けて、毎月170人が訪問してくれることは非常に嬉しい!!

 

ただ、残念なことに、町としては訪問された方へのサポートが手薄な様子。

「十分な説明がされた登山案内板もなく、きざん山頂への分かりやすいガイドマップもない。」

基肄かたろう会でガイドをした方がそのような感じの苦言を言われたそうです。

歴史深い基山町に歴史好きな方が訪れてくれるという一期一会の奇跡。

もし、基山の観光を盛り上げていくのであれば、現時点で基山のことに興味があり、基山に価値を感じてくれている人へのサポートが優先順位が高い気がしています。

 

意見交流会

1チーム7人×8チームに分かれて、「キザンの魅力とは?」というテーマについて話し合いました。

同じチームの方は小さい頃から基山に住んでいたり縁があったりする方々。

年齢は違えど「きざん」という共通テーマがあるためか、自然とつながることができました。

残念ながら、報告会の発表が押してしまったため、自己紹介+ディスカッション含め10分ほどしかなく、駆け足での発表・・・。

チームの発表者として皆の前で発表したのですが、少し緊張して大事な部分を間違えてしまい…。

「1300年以上の歴史がある基肄城・・・というのを、130年以上前」と言っていたらしく、同じチームの方に後ろから『違うよ〜』と教えてもらいました(赤面)

それはともかく、チーム毎に異なるきざんの課題・魅力を聞けたので、非常に刺激をもらいました!

国の特別史跡:基肄城跡

基山町民会館に置いてある模型

まとめ

6つの活動団体の活動内容・活動の意図・熱量を感じることのできた人づくり大学3限目でした。

地域住民によるいろいろな視点や価値観からの対話は、可能性が広がると思います。

ただ、前から感じていた課題を再認識しました。

 

参加者は活動団体に所属している方、もしくは関係者がほとんどのようでした。

年代層も60代・70代・80代の方が多く見受けられ、20代〜40代の方は僕ふむめて片手くらいの人数だったと思います。

これからは「きざん」という身近すぎて空気のようになってる存在を、

あまり基山のことを知らない人、もしくはその価値に気づいていない人へ、

面白く参加してみたくなるようなイベントや情報発信をする。

 

何をやるかよりも、どう見せるか。

基山町には、基肄城跡を含めた歴史的価値のある建造物・建築物はもちろん、パワフルな基山町民がたくさんいます。

そんな基山町のポテンシャルを十分に引き出せる施策が何かできたらいいなぁと考えています。

告知:3月12日 キザンの魅力シンポジウム

3月12日に基山町民会館で「キザンの魅力シンポジウム」が開催されます。

今回、妻の容子が4名のパネリストの1人として参加することになりました。

 

普段、基山アレコレのブログ・インスタをご覧いただいている方で、

  • エコツーリズムに興味がある!
  • そもそもキザンに魅力なんてあるんだろうか?
  • オキナグサって最近聞くけど何?
  • 国の特別史跡って何がすごいの?
  • 日曜日の午後、何か新しいことをやってみたい!

と思われる方は、ぜひ、会場でお待ちしています。

イベント詳細

日時
2023年3月12日(日)
14:00〜16:00(13:30開場)

場所
基山町民会館小ホール
〒841-0204 佐賀県三養基郡基山町宮浦666

申し込み方法
「氏名」「お住まいの市町村」「お電話番号」を記載の上、下記メールアドレスまでお送りください。
kankyo-4@town.kiyama.lg.jp

電話やFAXでも申込可能です。その場合も上記3点の必要事項をお伝えください。
 電話: 0942-92-7941 FAX: 0942-92-0741

当日、僕は一参加者とて会場で妻の勇姿を見守りたいと思います。

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